3月の終わりに、私はトゥールーズにいました。
私の兄はレダというトゥールーズの俳優学校で勉強中で、この3月に卒業公演がありました。私に課せられたミッションは、家族の代表として彼の公演を観に行くことと、ピラティスのトレーナーとして彼の体を診に行くこと。兄はもう何年も腰に激痛を抱えています。兄と最後に会ったのは、2008年10月。フランスで小さな手術をした直後、リハビリと言ってロンドンに私に会いに来たのを覚えています。それ以来ですから5年ぶりの再会となりました。
新米のピラティス・トレーナーとしてどれくらい兄の体にしてあげられることがあるのか、不安でしたが、私の師である一瀬先生が後押しをして下さいまいした。私は飛行機に乗っている時間と、乗り継ぎ便の待ち時間を全て、考えを書いたり、トレーニング・メニューを考えたり、パーソナル・トレーニングの講座と解剖学の復習に費やしました。
兄と、ハウスメイトのナディームが空港まで迎えに来てくれていました。
彼らが私の為に掲げてくれていたのは、私にだけ分かる特別なサイン。それは私が2008年にヒースローで兄を出迎えた時と同じサインでした。
彼らのアパートで、赤ワインを一杯とチーズとチョコレートを少しずつ。
2人は「図書室」を私のベッドルームにしてくれました。
真夜中を過ぎていましたが、兄と最初のピラティス・セッションを行いました。
その後、私はベッドに直行。実に24時間近くの長旅でした。
すっかり春のトゥールーズ Spring has come in Toulouse |
地元のパン屋さんでの朝食。ヨーロッパのパン、フランスは特に、日本のものよりも格段においしいです。KLMの機内食の出された全粒粉のパンとチーズでさえとってもおいしかったのですから。私はコーヒーとパン・オ・ショコラ(チョコレート入りのクロワッサン)、バゲットと杏ジャムを大いに楽しみました。
外国を旅すると不思議なことは、安いプラスチック製のナイフやフォークまで素敵に見えてくるということ。いや、これって日本人的感覚なのでしょうか?
食料の買い物はいつもワクワク。私は外国のスーパーマーケットが大好き。見慣れない商品のラベルや、珍しい食べ物、商品の提供の仕方や陳列の仕方の違いなど、見ているだけで楽しくてずっと居ても飽きません。
私はシリアルと、ナッツとドライフルーツ、フィグ・ロール(無花果の甘いペーストをくるりと巻いたクッキー)を買いました。フィグ・ロールは私の大好物で、日本では買えません。私が一番好きなのは、アメリカで売っている「フィグ・ニュートン」です。他には歯磨き粉とハンドクリーム(「小さなマルセル人」という名のお気に入りブランドのもの)も買い求めました。
午後に俳優学校レダを兄と共に訪れました。レダは小さな学校です。学校の広間でレッスンの合間にくつろいでいた、兄の友人たちや先生たちに会いました。みんな気さくで、私がフランス語を全く話せないことが残念でした。
英語を少し話せる人も何人かいて、お互いにゆっくりと会話をしました。
卒業公演『骨の家』 Le Maidon d'OS |
夜になってナディームと一緒に卒業公演を観に行きました。兄の舞台を生で観るのは初めてのことでした。1年生の頃の舞台を録画で観たことはありましたが。
私は私自身、演技に関して全くの初心者だとは思っていません。ロンドンの演劇学校で衣裳デザイナー兼メイカーとして働いていた頃、俳優が役として説得力のある演技をしているかどうかわかるには充分なほどのリハーサルやショーを観てきました。大抵において、舞台に上がっていない時の俳優の状態を観れば、その人が良い役者かそれほどではないのかが、なんとなくですが、わかります。兄は私に彼を批評をして、建設的なアドバイスをすることを望んでいました。
それなので、私はひいき目なしに兄の演技を鑑賞しました。勿論、言われなくてもそうするつもりではいました。
兄を、一人の俳優として観ることに徹しました。
正直な感想を言えば、彼は冷静に間(ま)と観客の期待を読んでいました。共演者たちと一緒にその夜の舞台でできるベストを尽くしていました。
私はフランス語が一切解りませんが、登場人物たちや、彼らの関係性や力のバランス、物語の展開は観て取ることができました。おそらく台詞が意味をもつ文章としてではなく、記号として聞こえてきたから、より多くのことが見えてきたのでしょう。私は俳優たちの気の流れ、ケミストリー、間合い、そして観客の反応を楽しみました。
兄と共に、その日の何が成功して、何が次の公演の課題かを話し合うのは面白かったです。
素晴らしかったのは、公演で出会った多くの人達が、津波の被害や福島の原発のことを訊いてくれたことです。
日本の外にいる人たちが、私たち日本のことをずっと気にして考えてくれていたということに、感激しました。日本の人達にかわって、ここでお礼を述べさせていただきます。ありがとう。時には一時間たっぷりのセッション、時には15分間、というように。
私は主に兄の中殿筋、腸腰筋、腹斜筋など、骨盤を安定させながら脚を稼働させる筋肉を鍛えることに集中しました。呼吸のエクササイズも行いました。これは随分と役に経ったようで、セッションが終わる毎に、兄は快適になってくれたようです。気持ちよくなったと兄から聞くたびに、嬉しくなりました。
中でも素晴らしかったのは、3回目の公演が終わったころに共演者たちが皆口をそろえて疲れを訴えていたのに対し、兄は全く疲れていなかったということです。
最後の公演は、録画してはどうかと兄に提案したところ、私は急きょカメラマンになることとなりました。
とっても楽しかったのですが、残念ながら公演の途中でカメラのバッテリーが切れて、私は自分のカメラで撮影を続けました。しかし、初めてカメラモードを使ったせいか、音声と映像がずれていました。近いうちに直せたら良いのですが。
豪華なカフェ grand café |
兄と私は最後の公演前の午後はゆっくりと過ごそうと決めました。兄は私をあるカフェに連れていくと言っていました。バス停で共演者のカミーユと出会いました。兄が市庁舎の近くのカフェに行くと言うと、彼女も行きたいと言うので3人で行くことにしました。私は彼女も参加してくれて嬉しかったです。
兄も私もお昼抜きでお腹ぺこぺこだったので、カフェに向かう途中で熱々のパ二―二を買いました。カミーユも菓子パンを買って、市庁舎の裏の公演まで歩いて行ってベンチに腰掛けました。路上でジャズ・バンドが陽気に演奏をしていて、周りには人だかりが出来ていました。よく晴れた日で、寒すぎず、暑すぎず、とっても気持ちが良かったです。幸せな時間でした。
カフェは豪華で、バッカスの彫り物が壁に並び、天井画やシャンデリアが輝いていました。私はショコラ・ショー(あったかいチョコレート・ドリンク)を注文しました。ヨーロッパに来た時のお楽しみの一つです。日本ではヨーロッパの様にどろっとしたチョコレート・ドリンクは飲めませんから。2年前にプラハで岩塩の載った濃いダークチョコを飲みました。すくって飲めるようにスプーンがついていました。
ショコラ・ショーはおいしいスプーン型のクッキーと一緒に出てきました。とてもおいしくて、私は兄に思いっきり楽しんでいる様子を写真におさめてもらうように頼みました。
回転木馬がありました A carousel!! |
最終公演は安定していて、みんなベストを尽くしました。私は撮影に集中していたのであまり雰囲気を楽しむ余裕はありませんでしたが。観客は随分とクールでしたが、俳優たちはみんな落ち着いていたと思います。
公演の後、ささやかな打上げパーティーがありました。
共演者の一人のお家で明け方まで過ごしました。
その日は私がトゥールーズを去る日でもありました。飛行機に乗るまでの時間は兄と料理をし、野菜とトマトのソースのスパゲッティーとサラダを作りました。
ナディームがお昼を食べにアパートに戻って来てくれたので、3人でお昼を一緒に食べました。
ナディームが再び仕事に出かけた後、空港に向かう前に兄と最後のピラティス・セッション。
最後のランチ Our last lunch |
バス停で空港直通便を待っている間に、ふと私はもうちょっと前にチェック・インしなくてはいけなかったのではないかという不安に襲われました。
私たちは空港に着くなりダッシュでカウンターに行って、スーツケースを預けられるか訊きましたが、カウンターのムッシューの答えは『Non!(駄目!)』
スーツケース無しでは行けないので、このフライトは見送って別のフライトを取ることにしました。心配だったのは、その日が終わるまでにロンドンに着けるかどうかということ。
幸運にも、雪の為に遅れているフライトがあるというので、それを押さえることにしました。
私はいくつか不安を抱えていました。まずは新しく買ったフライトがヒースローではなくギャトウィックに着くということ。その為ヒースローに迎えに来てくれる予定の友人に連絡しなくてはいけない。私の携帯は壊れていて、電話での連絡は不可能。インターネットでしか仕方がありません。もしフェイスブックに送ったメッセージを彼女が出かける前に見てくれなかったら、会えません。
そこでとりあえずチケットを買った後に、メッセージを送ってみました。どうか読んでいてくれますようにと願いながら。奇跡的にも、彼女はオン・ラインで、すぐに返事をくれました。彼女はロンドンに着いたら、ヴィクトリア駅に来るように私に言いました。実は彼女はその後もっと良い方法を思いついて、ギャトウィックに迎えに行くからとメッセージをくれていたのですが、私はそれを見ませんでした。だから私はギャトウィックから先の移動についても不安を抱えたままでした。電話さえ壊れていなければと思いました。
災いは往々にして福と転じるもの。
新しく買ったフライトは雪で遅延していたので、トゥールーズの空港での待ち時間が随分とありましたから、兄とコーヒーを飲みながらゆっくりと話をしました。(そもそも雪でフライトが遅れていなければ、トゥールーズにもう一日滞在することになりかねなかったのですが。)
兄とは滞在中はほぼいつも一緒にいましたが、きちんと時間を取って話す時間はなかったのです。
私たちはたくさんのことを話しました。お互いにとって、とても良かったと思います。
いよいよ私が発つ時になって、兄が私に、以前に会った時よりも人間的に成長したな、と言ってくれました。
とても嬉しい言葉でした。
自分でも、ロンドンでフリーランスで働いていた頃の写真を見ると、笑っていてもやはりどこか気を張っている顔をしているなと思います。
今の私の方がずっと好きです。
お兄ちゃん、ありがとう。大好きです。すぐにまた会いましょう。
フランスへの旅は、私にたくさんのことを気づかせてくれました。
このタイミングで行くことができて、本当に良かったです。兄や兄の友人たちとの楽しかったエピソード一つ一つ、全てを書くことは出来ませんでしたが、本当に皆、ありがとう。
皆、大好きです。
空に浮かぶ船 A ship in the sky |
It's been a while since I said I will write about my trip to Europe...
At the end of March, I was in Toulouse.
My brother has been studying at Léda Toulouse (L'Ecole professionnelle De l'Acteur) and he was going to have his graduation show there.
My missions were to see his show as a representative of the family and also to examine his body as a Plates trainer. He has been having a very bad lower back pain for years.
The last time we met was in October, 2008. I remember he came over to London to see me as a rehab just after he had an operation. So it's been around 5 years since I saw my brother last.
I was nervous about how much I could do for him as I was a novice as a Pilates trainer, however, my teacher, master Ichise encouraged me a lot. So I spent my flight time and waiting time for my connecting flight for making notes, thinking about a training menu, going over the last lesson of personal training and anatomy.
When I finally arrived in Toulouse, it was nearly midnight and very dark.
My brother and his roommate Nadim came to pick me up at the airport.
They were having a special sign for me. It was the same sign I made for my brother to welcome him at Heathrow Airport in 2008.
At their place, we had a glass of red wine and a bit of cheese and chocolate.
They turned their "library" into my bed room.
Though it was after midnight, I had a very first session of Pilates with my brother.
After that, I went to bed straight away. I travelled nearly 24 hours.
トゥールーズはとっても美しい beautiful Toulouse |
Next morning was Monday. They had an empty fridge after the busy weekend. So we all went out to get some breakfast and also to do food shopping.
We had petit déjeuner at a local boulanger. I always think breads are so much nicer in Europe, especially in France than the ones we have in Japan . Even a whole wheat roll and cheese I had on KLM air plane were very good. I enjoyed my coffee, pain au chocolat, a baguette with apricot jam.
One of the strangest things when you travel in foreign countries is that even some cheap plastic knife and fork look nicer. Or is that a quite Japanese way of thinking?
Food shopping was a great fun. I love foreign country's supermarkets. I can be there forever looking at graphics of the labels of unfamiliar products, curious foods, different customs through the way of displaying and serving products.
I bought some cereals, nuts and dried fruits, and a pack of fig rolls. Fig roll is my absolute favourite and I can't buy them in Japan. The best fig roll I believe is Fignewton which you can buy in US. I also bought a tube toothpaste and hand cream (of my favourite French brand Le Petit Marseillais).
Food shopping was a great fun. I love foreign country's supermarkets. I can be there forever looking at graphics of the labels of unfamiliar products, curious foods, different customs through the way of displaying and serving products.
I bought some cereals, nuts and dried fruits, and a pack of fig rolls. Fig roll is my absolute favourite and I can't buy them in Japan. The best fig roll I believe is Fignewton which you can buy in US. I also bought a tube toothpaste and hand cream (of my favourite French brand Le Petit Marseillais).
イースターの直前でした It was just before Easter |
In the afternoon, I visited Léda with my brother. Léda is a small school. I met many of my brother's friends and teachers at the foyer where everyone was chilling out between lessons. Everyone was nice and friendly to me. It was a real shame that I couldn't speak French at all.
Some of them could speak a bit of English and we spoke slowly to each other.
レダの入り口 At the entrance of Léda |
In the evening, Nadim and I went to see the show.
It was the first time to see my brother's stage on live. I've seen his first year show on video once.
I don't think I am a total amateur about acting. I used to work at an acting school in London as a costume designer and maker, so I've seen rehearsals and shows enough to understand what makes the actors believable as a character on stage. I love plays and films, but through my work, my point of view is always as a creator, not one of the audiences. Most of the time, I can kind of see if the actor is good or not so good if I see them when they are off stage. My brother wanted me to criticise him and give him a constructive advice.
So I didn't watch my brother in a favourable light thought I wasn't going to anyways.
I watched his an actor.
My honest opinion is that he was calmly reading the timings and audience's expectations. Doing the best he could for the stage of that night with his co-stars.
I couldn't understand French at all, but I could see the characters, their relationships and power balances, and what's going on in general. Maybe I could see more because of the text became signs to me, not understandable sentences. I was enjoying feeling actors' flows of aura, their chemistry, tempos, and reactions of the audiences.
After each night's performance, I spoke with my brother's friends and teachers.
Everyone was so kind to me even we needed to speak via my brother's translations.
It was fun discussing about what worked today and what to improve for tomorrow with my brother.
One of the amazing things was that a lot of people I met at the performance, asked me about Tsunami and Fukushima.
It was grateful to know many people outside of Japan have been caring about us and thinking about us. So, on be half of all Japanese people, thank you all.
My brother and I worked on Pilates sessions whenever he had time.
Sometime we did an hour session. Other time fifteen minutes.
I focused on training mainly gluteus mediuses, iliopsoas, and obliques and so on to mobilise his legs while stabilising his pelves. We also did breathing exercises. It helped him a lot and he could feel the differences after every session. I was so happy to hear him saying he felt better.
One of the good things was that he didn't feel tired the day after the third performance. Most of the other casts were talking about they were getting tired from the performances, but he was fine.
I suggested to record their last performance and I suddenly became a camera operator to film it.
It was a great fun, but unfortunately, the battery ran out at the middle of the performance and I used my camera to continue filming. However, I've never used the recording mode of my camera before, and somehow the sound was not synchronised with the picture. I hope I can fix that soon.
ショコラ・ショーを楽しむ私 Me, enjoying chocolate chaud |
My brother and I decided to spend relaxed afternoon before the final performance.
He said there is a café he wanted to take me. We met one of the co-stars Camille at the bus stop. When my brother said to her that we were going to the café near the city hall, she said she wanted to go, so we all went there. I was happy to be able to go with her.
On the way to there, my brother and I were very hungry as we hadn't had lunch, so we bought hot panini at a shop. Camille bought some pastries. We all walked to a park behind the city hall and sat on one of the benches. There was a street jazz band playing some happy tunes and people were standing around them. It was a fine day and I felt so nice as it was not too cold or too hot. I cherished the moment so much.
The café was grand with Bucchus engravings on the wall, paintings on a ceiling and some chandeliers
were shining. I ordered a cup of chocolat chaud. It's one of my treats in Europe. In Japan, we never have a nice cup of hot chocolate as thick as the one in Europe. Two years ago, I had a cup of very thick dark chocolate with rock salt in Praha. It was served with spoon to scoop it.
The chocolate chaud which came with a delicious spoon shaped cookie was really nice and I had to ask my brother to take my picture enjoying it deeply.
『骨の家』 を演じる兄 My brother in Le Meson d'Os |
The last performance was very steady and every one had their best. I was focusing on filming, so I couldn't really enjoy the atmosphere. The audience was very cool, but I thought the casts handled that well.
One of the casts had a little party after the final performance.
We stayed at his house till dawn.
That day was the day I was leaving Toulouse. Before my air plane, my brother and I cooked spaghetti with vegetable and tomato and salad.
Nadim came home for lunch so we three all had good lunch together.
After Nadim went back to work, I had one last Pilates session with my brother and headed to the airport.
While we were waiting for the airport express and the bus stop. I suddenly had a feeling of I must had checked a bit earlier than now.
It was very strange that both of my brother and I were on air plane so many times, but only this time, we checked in on-line and we completely forgot to think about the time I check in my suitcase 40 minutes before on board.
So we got to the airport and rushed to the check in counter if they could take my suitcase, but the monsieur at the counter said Non!
I couldn't fly without my suitcase so I had to see my flight off and book another one to go to London.
Our worry was that if I could be in London before the day is over.
Luckily, one flight was delaying due to a snowy weather, so I could get hole on that flight.
I had some problems. The new flight was going to Gatwic, not Heathrow, so I had to let my friend who was going to pick me up at Heatrow know about my flight change. My mobile phone was not working so I couldn't get in touch with my friend. Only on-line so if she didn't see my message on facebook, she would miss me and so I would miss her.
So after we confirmed the new flight, I sent a message to my friend and hoped her to see it before she left home. Miraculously, she was on-line and replied me back while I was still on-line. She said she could find me at Victoria station so still I had to do was to go to Victoria as soon as I got to London.
In fact, she thought about a better plan and decided to pick me up at the Gatwick but I didn't see her second message, so I was still nervous about the journey after Gatwick. I wished if only my mobile was working.
A misfortune usually turns into a blessing.
I had long waiting time due to the delay of my new flight at the Toulouse airport, so I had a proper chat with my brother over coffee. (Tought I had to stay one more day in Toulouse if the flight wasn't delayed for a start.)
Thought I was with him most of the time while I was in Toulouse, we never had a proper time to sit down quietly and talk.
So we talked about many things and that helped both of us.
When I was finally leaving, he said to me that I grew up as a human since we saw each other last.
That was a great complement to me.
Even I myself feel that my nerves were strained all the time while I was working freelance in London. My faces in picture of that time were a bit edgy even when I was smiling.
I like me better these days.
Merci my brother. I love you and see you soon.
兄の為に、何度も作った野菜と豆のスープ vege and lentil soup I made many times for my brother |
I couldn't write about every single event I experienced with my brother and his lovely friends, but thank you so much everyone.
I love you all.